<サウジ鉄道建設>仕様変更重なり中国企業大赤字=サウジ側に賠償請求―中国メディア

Record China    2011年1月23日(日) 21時39分

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21日、中国鉄道建築総公司(中国鉄建)はサウジアラビアのメッカ・ライトレール建設プロジェクトに関する公告を発表。損失額は最大でも13億8500万元(約174億円)と従来発表の半分以下になると明かした。写真は北京市。中国鉄建の工事現場。

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2011年1月21日、中国鉄道建築総公司(中国鉄建)はサウジアラビアのメッカ・ライトレール建設プロジェクトに関する公告を発表。損失額は最大でも13億8500万元(約174億円)と従来発表の半分以下になると明かした。22日、新華網が伝えた。以下はその抄訳。

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サウジアラビアにある聖地メッカとマディーナを結ぶライトレール建設プロジェクト。昨年、中国鉄建は海外企業との入札に競り勝ち、入札に成功した。ところが着工後に仕様が次々と変更され、追加の機能を盛り込むよう求められるなど現場は混乱。地下パイプ及び土地収用の遅れも重なり、納期に間に合わせるため労働力や資本の追加投入を余儀なくされた。昨年10月には最大41億元(約514億円)の赤字になる見通しと発表された。

中国鉄道建築総公司は、実際の事業を担当した子会社のメッカ・ライトレール建設プロジェクトに関する権利を20億8000万元(約261億円)で買収。中央企業(国務院旗下の大型国有企業)が前面に立つことで、サウジアラビアとの賠償金請求交渉を有利に進めたい考えだ。(翻訳・編集/KT)

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