2011年1月20日、台湾の人気歌手アンジェラ・チャン（張韶涵）と両親との金銭トラブルが過激化。実弟も巻き込む騒動が勃発した。聯合報が伝えた。

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09年9月、母親との金銭トラブルが伝えられ「親子絶縁」状態のアンジェラ。メディアの報道によると、アンジェラが悪い友人と交際しており、貯蓄が奪われることを恐れた母親が、自分の管理下に置くことを主張して1億台湾ドル(約2億8000万円)を“持ち逃げ”。これに困惑したアンジェラ側が、両親への生活費援助を停止したところ、扶養義務放棄で逆に訴えられたというもの。

20日、現在兵役中のアンジェラの実弟が所属する部隊に、アンジェラの両親と祖母、叔父ら計6人がやって来て面会を要求。アンジェラの味方の立場にある弟を取り込むため、説得を行った両親だが、最終的に殴りあいになり6人がケガをしている。

現場に駆けつけた警察の話によると、アンジェラの両親は「せっかく育てた娘が親を見捨てた」と不満をぶちまけており、実弟は「両親は姉を利用しようとし、毎月100万台湾ドル（約280万円）の生活費を渡すよう要求してくる」と警察側に語ったという。

このほどテレビのトーク番組で両親との不和を語り、「連絡を取ろうとしても拒否される」と嘆いていたアンジェラ。「自分が払いきれない額の生活費を要求される」と金銭を巡る骨肉の争いを生々しく口にしている。（翻訳・編集/Mathilda）