胡潤富豪ランキング、歴代富豪のうち24人が「不正摘発」―中国紙

Record China    2011年1月20日(木) 9時19分

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19日、過去12年間に「胡潤富豪ランキング」に入った富豪のうち、その後不正が摘発された人は24人に上ることが分かった。写真は株価操作などの疑いで逮捕された家電小売大手、国美電器の黄光裕前会長。

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2011年1月19日、上海在住の英国人公認会計士フージワーフ(中国名:胡潤)氏の主催する胡潤研究院が発表した「中国富豪特別レポート」によると、過去12年間に「胡潤富豪ランキング」に入った富豪のうち、その後不正が摘発された人は24人に上ることが分かった。新京報が伝えた。

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レポートによると、摘発された不正は主に「贈賄」「インサイダー取引など金融市場における不正行為」「詐欺」の3つに分けられる。職業別では「不動産業」(9人)と「インフラ建設業」(4人)が最も多かった。同レポートは2009年8月にも発表されており、今回が2回目。

24人の内訳は「獄中」が17人、「出所済み」が3人、「判決待ち」が4人。摘発時の年齢は平均40歳だった。「獄中」の17人のうち資産が最も多いのは家電小売大手、国美電器の黄光裕(ホァン・グァンユー)前会長で、2010年度版の「胡潤富豪ランキング」にも資産240億元(約3011億円)で21位に入っている。前会長は昨年2月、インサイダー取引・贈賄などの3罪で北京市人民検察院に起訴された。

過去12年間(1999年〜2010年)の「胡潤富豪ランキング」に登場した富豪は1882人。不正が摘発された24人が占める割合は1.3%となる。フージワーフ氏は「98.7パーセントの富豪が企業を健全に発展させている」と述べ、不正発覚のきっかけが同ランキングにあるとの見方については、「不正はいずれ分かるもの。因果関係は全くない」と否定した。(翻訳・編集/NN)

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