2011年1月17日、台湾のアーティスト、ジェイ・チョウ（周杰倫）と、香港の俳優ニコラス・ツェー（謝霆鋒）が、映画「逆戦」で共演することがわかった。エンペラー・モーション・ピクチャーズ（英皇電影）が、2億香港ドル（約21億円）を投じて制作する。目標は、2011年クリスマス映画としての大ヒットだ。香港メディアの報道を中国娯楽網が伝えた。

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「逆戦」という仮題のこの映画、舞台はヨルダンで、戦車や大量の火薬を用いて撮影が行われる。その主役に選ばれたのは、「グリーン・ホーネット」でハリウッドデビューも果たしたジェイ・チョウと、香港の若手実力派ニコラス・ツェー。2人は兄弟役で、国際犯罪の調査や親類探しを行う英雄を演じる。監督は「証人」「線人」で知られるダンテ・ラム（林超賢）。ラム監督は、韓国のチョン・ウソンやイ・ビョンホンにも出演オファーを出しているという。

ロケ地はヨルダンほか中東諸国、シンガポール、タイ、ベトナムなど。当初はオーストラリアも予定されていたが、洪水被害が甚大であるため断念したという。特にこの中で実際に危険を伴うのが、ヨルダンでの撮影。ラム監督はヨルダン政府から撮影や武器などの貸し出し許可を得た。また、ニコラスやジェイの安全のため、各人に10人のボディーガードをつけるという。（翻訳・編集/小坂）