天安門広場横に孔子像立つ!「孔子復権」の象徴と海外で話題に―中国紙

Record China    2011年1月17日(月) 15時7分

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16日、高さ9.5mの孔子像が北京市・天安門広場の横にある国家博物館の前に建設されたことが、海外で話題となっている。

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2011年1月16日、新京報によると、高さ9.5mの孔子像が北京市・天安門広場の横にある国家博物館の前に建設されたことが、海外で話題となっている。

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英インディペンデント紙は「孔子像の建設は、中国人が孔子を再評価することの象徴的な出来事だ」と伝えた。高度経済成長を続ける中国で2500年前の哲学者・孔子が見直されていることについて、「物質社会において再び、伝統的価値観の重要さが再認識されているのではないか」と指摘している。

カナダのグローブ・アンド・メール紙は、「孔子は中国でかつて批判の対象となったが、近年は再評価する動きが高まっている」と伝えた。経済的に豊かになるとともに人々が失った道徳観念やプライドを充たす存在として、孔子が復権しているのだと分析した。

米国のメディアも同様の報道を行ったほか、イランの英字新聞は孔子を「中国史において最も重要な人物だ」とし、その像を中国の象徴的存在として建設するのは当然のことだと伝えた。(翻訳・編集/岡田)

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