空母、ステルス戦闘機、空母キラーミサイル…相次ぎ登場した中国の新兵器―英紙

Record China    2011年1月16日(日) 2時22分

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14日、他国が防衛費不足に頭を悩ませる中、中国のみが次々と新兵器を手にしている。空母、ステルス戦闘機、空母キラーのミサイルが相次ぎ登場した。写真は中国人民解放軍の演習。

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2011年1月14日、英紙デイリー・テレグラフは「中国:超大国にふさわしい軍隊」と題した記事を掲載した。環球時報が伝えた。以下はその内容。

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他国が防衛費不足に頭を悩ませる中、中国のみが続々と新たな兵器を手にしている。米国の覇権に挑戦するためだけではなく、中国の超大国としての地位を明らかにする武器となった。

大連のドックにあるのは中国初の空母「施琅号」。旧ソ連の空母ワリャーグを改装したものだ。今年下半期にも初航海が実施される見通しで、従来の予定よりも4年繰り上げられた。また、今後10年間で5隻の空母が建造される予定だ。

そして中国初のステルス戦闘機、殲20(J20)の初飛行も実施された。さらに第二砲兵部隊(ミサイル部隊)は米空母キラーの新型ミサイルを完成させた。中国沿岸から900マイル(約1440km)以内を航行する米空母は慎重な行動を余儀なくされる。

一方で、一部評論家は中国人民解放軍の問題を列挙している。戦闘機に必要なエンジンを自国で生産できない、原子力潜水艦の騒音が大きすぎる、海外の基地を持たないため海軍は長期の任務を実施できない、空母キラーのミサイルは未成熟のコントロールシステムゆえに命中するかどうかわからない―などだ。

とはいえ、中国がすでに米軍の行動を抑制するに足る戦力を手に入れたことは間違いない。米国防総省は中国人民解放軍の近代化はペース・規模ともに広範で徹底的なものと評価している。問題は中国の近代化された軍隊がいまだ「実証の機会を得ていない」ことにある。(翻訳・編集/KT)

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