2011年1月9日、韓国政策金融公社が発表したレポート「北朝鮮の産業」によると、北朝鮮は、貿易の80％以上を中国へ依存していることが分かった。韓国・聯合ニュースの報道を環球時報が伝えた。

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レポートによると、北朝鮮は貿易赤字の増加と食糧・エネルギー・原料などの大幅な不足から経済状態が“悪循環”に陥っており、依然として外部からの支援が必要な情況にある。

同国の09年の貿易額は前年比10．6％減の34億1000万ドル。内訳は輸出が同6．0％減の10億6000万ドル、輸入が同12．5％減の23億5000万ドルと大幅な輸入超過となっている。また、貿易額のうち対中国の占める割合が80．4％に達しており、中国に対する貿易赤字は約11億ドルとなっている。

レポートは、北朝鮮が様々な“挑発”をくり返す原因として、「外部からの経済的な援助を獲得するため」と分析しており、同公社の関係者は「北朝鮮は早急に対外的な開放政策を実施する必要がある」と指摘している。（翻訳・編集/HA）