高等教育機関に「淑女クラス」新設、家政を完璧にこなす女性の養成目指す―山東省

Record China    2011年1月10日(月) 21時22分

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1月6日、自国の文化伝統を積極的に学ぼうとする「国学」ブームの中国で、「国学淑女クラス」を開設した大学が山東省に登場。家庭と仕事を完璧にこなす女性を育てるという。写真は湖北省の武漢紡績大学で開設された淑女クラスの成果発表会。

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2011年1月6日、山東省済南市の山東法官培訓(裁判官養成訓練)学院付属の致遠職業学校国学センターが「国学淑女クラス」を開設、新規生徒の募集を始めた。自国の文化伝統を学ぶ国学ブームの中国だが「国学淑女」を積極的に養成する学校の出現に、市民からは戸惑いよりも歓迎する声のほうが多いという。山東商報が伝えた。

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同校が目指す「国学淑女」とは、国学の素養と芸術的才能によって女性の資質をさらに高め、料理が得意で茶道にも通じ、ファッションセンスにあふれ財テクに詳しく、企画力に優れ、家庭にかかわるすべてに精通している女性だという。

中国の伝統的な美徳に基づいた価値観を大切にしながら、現代社会の価値観をも備えた現代的淑女を養成する「国学淑女クラス」。募集対象の生徒は、7歳から17歳までで、キャリア女性から専業主婦まで幅広く受講資格を持つ。「国学を学ぶのはもちろん、ビジネスや社交の場など、国内外のあらゆる場面での礼儀作法や家事全般を学び、名所古跡・展覧会や企業の見学、茶道や華道のレッスンなどを通じて趣味や興味を広げることで、家庭も職場も和やかで居心地の良い場所になる」と学校側は説明。「家庭と仕事の両立に悩む、働く女性に最適」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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