<2010年中国10大ニュース・5>PRソングのパクリで幕開け、大阪万博を超えた「上海万博」

Record China    2010年12月31日(金) 11時24分

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2010年に中国で起きた象徴的な10の出来事を「2010年中国10大ニュース」として振り返る。5つ目は上海万博。総入場者数が7千万人を突破し、大阪万博を抜いて史上最多となった。写真は中国館。

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2010年は日中関係が大きく揺れ動く一年となった。中国国内でも災害や万博開催など、さまざまなニュースがあった。象徴的な10の出来事を「2010年中国10大ニュース」として振り返る。

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5つ目のニュースは5月1日から10月31日まで開催された上海万博。総入場者数は7308万人で、史上最多だった大阪万博(延べ6422万人)の記録を塗り替えた。参加国・地域、国際機関は万博史上最多の246に上り、北朝鮮が初めて万博に出展したことでも話題となった。

しかし、様々な問題も指摘された。開幕前に日本を騒がせたのはPRソングの盗作疑惑。中国のネット上で、岡本真夜の楽曲「そのままの君でいて」にそっくりだと指摘されて発覚。批判が巻き起こったが、上海万博事務所が岡本の所属事務所から使用許可を得たことで解決に至った。また、パビリオン「中国館」やマスコット「海宝」のパクリ疑惑が指摘されたほか、優先ゲートを不正に使用した「ニセ障害者」や「ニセ幼児」の横行も問題となった。

また、9月に尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突するという事件が起きると、中国側はSMAPのコンサートを中止にしたほか、1000人の青年訪中団の訪中を延期するなど、日中関係の状態が敏感に反映された。(編集/TH)

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