580人の経済犯罪容疑者が国外逃亡中、大部分が横領・詐欺など―中国

Record China    2010年12月31日(金) 7時15分

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28日、現在、580人の経済犯が国外に逃亡・潜伏している、中国公安当局が発表した。写真は四川省で起こった偽造銀行カード詐欺の捜査。

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2010年12月28日、中国公安部経済犯罪偵察局の孟慶豊(モン・チンフォン)局長は、現在580人の経済犯罪容疑者が国外に逃亡・潜伏している、と発表した。中国英字紙・チャイナデイリーの報道を米華字メディア・多維新聞が伝えた。

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孟局長によると、経済犯罪容疑者の主な逃亡先は北米と東南アジアで、容疑のほとんどは契約詐欺、職権乱用による横領、預金の横領、融資詐欺、偽造領収証を使った詐欺、信用状(L/C)による貿易詐欺などに集中しているという。同局長は、07年から今年にかけて、公安当局が国外での身柄確保に成功した容疑者の数は新たな国外逃亡者数を上回っていると発表。中国の統計によれば、06年以降に当局がカナダ、米国等20数カ国から引渡しを受けた容疑者は250人に上るという。

また、中国商務部が発表した統計によると、過去30年間に国外に逃亡した中国共産党幹部・官僚は約4000人に上り、合計500億ドルの不正蓄財による資産が持ち出されているという。(翻訳・編集/津野尾)



   

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