2010年12月28日、フォーブス中国語版と中国建設銀行が共同で発表した「2010年中国個人資産白書」によると、中国で1000万元（約1億2500万円）を超える個人資産を持つ人が38万3000人に上った。法制晩報が伝えた。

【その他の写真】

2010年末現在で個人資産1000万元を所有する富豪が1万人を超えると予測される省（市）は、広東省が約8万人で最も多く、浙江省（約4万1000人）、江蘇省（約2万8000人）、北京市（約2万7000人）、上海市（約2万7000人）、福建省（2万4000人）、遼寧省（約1万5000人）、河北省（約1万5000人）、四川省（約1万2000人）、山東省（約1万1000人）、湖南省（約1万人）が続いた。

これら11地区の富豪は合計約29万人で、中国全体の75％を占める。また、広東省、浙江省、江蘇省、北京市、上海市の5省・市の富豪数が占める割合は、05年には全体の59．8％だったが、今回のデータでは62．3％へと増加しており、特定地区への富豪の集中化が進んでいることも明らかになった。（翻訳・編集/HA）