LPガス輸送トラックが横転、ガス漏れで周囲騒然―河南省鄭州市

2007年1月3日午前3時半、河南（かなん）省鄭州（ていしゅう）市で、20tのLPガス輸送トラックが横転する事故が起きた。事故が起きたのは北環城路（ベイホワンチョンルー）と南陽路（ナンヤンルー）の交差点。

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この事故で横転したLPガス輸送トラックからは、大量のガスが漏れ出した。鄭州市の公安局は、ただちにこの周辺の送電をストップ、付近の数百世帯に避難勧告を出した。午前10時、警官500人が交通整理にあたるなか、LPガス車両2台が現場に到着。事故車両からガスを抜き取る作業を行った。

現場にいた警官の話によると、このLPガス輸送トラックは新疆（しんきょう）から山東（さんとう）に行く途中で、運転手は10時間以上、ひとりで運転していたという。疲労運転による事故と見られるが、運転手にケガはなく、現在、公安局では詳しい取調べを行っている。