2011年のアジア、やはり中国と北朝鮮が焦点に―米誌

Record China    2010年12月22日(水) 10時21分

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19日、米外交専門誌は2011年のアジア情勢に関する予測で、台頭する中国と好戦的な北朝鮮が引き続きアジアの目玉になると分析した。写真は中国製タイヤ。

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2010年12月19日、米外交専門誌フォーリン・ポリシーは2011年のアジア情勢に関する予測で、台頭する中国と好戦的な北朝鮮が引き続きアジアの目玉になると分析した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。以下はその概略。

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中国を中心とする自由貿易協定の数は激増し、中国独自の通信規格もじわじわと国際社会に広まっている。中国は2011年も引き続き、アジアにおける全く新しい貿易・投資の枠組みを築き上げることに尽力するだろう。だが、この枠組みに米国が含まれる可能性は極めて低い。

中国の長期に及ぶ目論見や野心に周辺国は深い憂慮と強い不満を感じている。これに伴いインド、韓国、日本、インドネシア、ベトナム、マレーシア、オーストラリアなどが相次いで米国との国防関係を強化。中国は2011年、自らの行動がもたらした結果を知ることとなる。他国との貿易摩擦も加速するだろう。

2011年の日中問題とインド・パキスタン紛争は安定を迎えるはずだ。一方、北朝鮮は金正日(キム・ジョンイル)総書記から三男正恩(ジョンウン)氏への権力移譲を進める。北朝鮮は軍事行動を利用して世襲の合法性を維持してきたことから、2011年もさらなる挑発行為に出る可能性は高い。世界は北朝鮮の3回目の核実験を見ることになるだろう。(翻訳・編集/NN)

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