2010年12月15日、国際金融報によると、中国の温家宝（ウェン・ジアバオ）首相が巨額の商談を「手みやげ」に持参してインドを訪問し、これに企業家400人が随行した。商談額も随行した企業家の人数もかつてない規模となっている。

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随行した企業経営者には中国銀行や中国工商銀行、中鋼集団、電力関連企業の上層部も含まれ、電力や医薬品などの分野で合計45件、総額200億ドルという巨額の商談が合意に達した。11月に米オバマ大統領が訪中した際、合意に達した商談100億ドルの倍額となっている。

中国とインドの貿易額は、05年には総額187億ドル規模だったが、今年は10月時点で598億ドルを突破。10年の貿易総額は600億ドルを超えることが確実とみられ、

米国とインドの貿易総額の1．5倍に上る。（翻訳・編集/岡田）