ごみが都市を包囲する、旧式の埋め立て処理で二次汚染の危険性も―中国

Record China    2010年12月12日(日) 7時29分

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10日、法制晩報は記事「中国の3分の2の都市がごみに包囲されている、焼却・埋め立てで二次汚染が発生」を掲載した。ごみが占拠した土地面積は5億平方メートル以上に達している。写真は浙江省のごみ回収所。

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2010年12月10日、法制晩報は「中国の3分の2の都市がごみに包囲されている、焼却・埋め立てで二次汚染が発生」と題した記事を掲載した。

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統計によると、中国の4分の1の都市に基本的にごみ埋め立て処理場がなく、3分の2の都市がごみに覆われている―。湖南省長沙市でこのほど開催された第5回中国都市発展市長ハイレベルフォーラムで、中国科学院エネルギー研究所の関係者はこのショッキングな数値を明らかにした。

ごみ問題が深刻化しているのは、北京などの大都市だけではない。中小都市にまで問題は広がっている。放置されたごみが占める土地面積は5億平方メートル以上、経済的損失は年300億元(約3780億円)に達するという。

たとえ処理されたとしても、旧式の埋め立て方式では二次汚染が発生しやすい。処理コストの高さも問題だ。ごみの分別、そしてごみの減量と資源化が喫緊の課題となっている。(翻訳・編集/KT)

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