世界3位の超高層ビルが中国で着工―湖北省武漢市

Record China    2010年12月10日(金) 22時43分

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8日、湖北省武漢市で着工したビルが、完成すれば世界第3位の高さになると報じられた。写真は湖北省武漢市武昌地区。

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2010年12月8日、湖北省武漢市で着工したビルが、完成すれば世界第3位の高さになると報じられた。重慶晩報の報道。

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中国上海市の不動産大手企業・緑地集団が、湖北省武漢市の新興発展エリアである武昌濱江ビジネス区に建設する武漢緑地国際金融城・緑地センターは、メイン棟が606mとなる予定で、世界1位のブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦・ドバイ/828m)、2位(予定)の上海タワー(632m、2014年完成)に次いで世界3位、中国国内2位となる見通し。5つ星ホテル、オフィス、商業施設、高級アパートなどの複合施設で、5年以内の完成を目指す。建築面積は300平米、総工費は300億元(約3775億円)。

世界の建築物で、高さが上位10位に入る中国のビルはこれで7つとなる(香港・台湾含む)。記事では、こうした高さを競う風潮に懸念も表している。なぜなら、超高層ビルというのは実用性、維持費、消防などの安全面・環境面などで必ずしも優れた建築物とは言えないからだ。外壁清掃、エレベーターの利便性、駐車スペースの確保など考慮すべき点が多々あり、とくにオフィスが入居した場合、通勤ラッシュ時のエレベーター利用は頭の痛い問題だ。(翻訳・編集/愛玉)

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