米高官が北朝鮮、日本、韓国を相次いで訪問、朝鮮半島問題を協議―中国メディア

Record China    2010年12月9日(木) 20時58分

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9日、朝鮮半島の緊張緩和を図るため、北朝鮮問題に精通している米ニューメキシコ州のリチャードソン知事が来週、北朝鮮を訪問するほか、マレン米統合参謀本部議長が8日、韓国を訪問したと中国メディアが報じた。写真は北朝鮮・平壌の兵士。

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2010年12月9日、新華社通信(電子版)は、朝鮮半島の緊張緩和を図るため、北朝鮮問題に精通している米ニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事が来週、北朝鮮を訪問するほか、マイケル・マレン米統合参謀本部議長が8日、韓国を訪問したと報じた。

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ロイター通信は匿名の米高官からの情報として、リチャードソン州知事は北朝鮮の政府高官と会見すると報じた。今回の訪問はあくまでも「私的な訪問」で、米政府からのメッセージを伝える役割は担っていないとされている。一方、ワシントン・ポストは「州知事の訪朝は北朝鮮で核問題を担当する高官の招待である」と報じた。知事はクリントン政権時代に国連大使を務めており、北朝鮮と独自のパイプを持っている。

また、米国務省は、ジェイムズ・スタインバーグ国務副長官率いるハイレベル代表団を来週中国に派遣し、朝鮮半島問題について協議すると発表した。ジェフリー・ベーダー国家安全保障会議(NSC)上級アジア部長、カート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)、ソン・キム6カ国協議主席代表が同行する。スタインバーグ国務副長官は17日に米国に戻るが、キャンベル国務次官補とキム代表が続けてそれぞれ日本と韓国を訪問するという。

このほか、マレン米統合参謀本部議長は8日、韓国軍の韓民求(ハン・ミング)合同参謀本部議長との会談後の共同会見で、「韓国軍が主導し、米軍がそれを支援する形の軍事対応計画」を発表している。(翻訳・編集/NN)

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