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5日、中国の古楽器がオークション市場で注目されている。北宋時代の皇帝・徽宗が自ら制作した「古琴」が楽器として約17億円という史上最高値で落札された。写真は中国国内のオークション風景。
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2010年12月5日、京華時報によると、中国の古楽器がオークション市場で注目されている。同日夜には、芸術を愛した北宋時代の皇帝・徽宗が自ら制作し、清の時代の乾隆帝の署名も入った「古琴」が楽器として史上最高値で落札された。
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徽宗皇帝“御制”というこの古琴「松石間意」は、北京保利国際拍賣有限公司の主催するオークションに4日、1600万元(約2億円)で出品されたが、愛好家の入札が立て続けに入り、最終的に1億3664万元(約17億円)という破格の高値で落札された。当初の予想では2000万〜3000万元(約2億5000万円〜3億7500万円)で落札されると予想されていた。
北京保利国際拍賣有限公司の関係者によれば、古琴の落札額が1億元を超えるのは中国国内では初めてのことで、同時に世界全体でも楽器として史上最高値での落札だという。なお、11月15日にも明代末期の古琴「御書堂」が5800万元(約7億2200万円)で落札されたばかりだった。(翻訳・編集/岡田)
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