ノーベル平和賞、授賞式は受取人不在で早々に終了か―香港紙

Record China    2010年12月7日(火) 5時45分

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6日、香港紙は、ノルウェー・オスロで10日に開かれるノーベル平和賞の授賞式について、受取人が不在のため名前を呼ばれて2〜3分で早々に終了するとの見方を示した。写真はノーベル平和賞の授賞式が行われるオスロ市庁舎。

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2010年12月6日、香港紙・明報は、ノルウェー・オスロで10日に開かれるノーベル平和賞の授賞式について、受取人が不在のため名前を呼ばれて2〜3分で早々に終了するとの見方を示した。

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民主活動家の徐文立(シュー・ウェンリー)氏は5日、ノーベル賞委員会のスタッフから聞いた話として、10日の授賞式当日は受賞者である劉暁波(リウ・シャオボー)氏の名前が呼ばれても誰も壇上に上がらないため、2〜3分の沈黙が続いた後、どこかの国の要人が壇上で挨拶する可能性が高いと話した。

このほか、米国在住の中国民主活動家、楊建利(ヤン・ジエンリー)氏によると、劉氏は国家政権転覆扇動罪で服役中のため授賞式に出席できず、代理の受取人もいないため、米国の俳優が劉氏の詩「私には敵はいない―私の最後の陳述」を朗読する。

その内容は「恨みや仇は良心をむしばみ、国が自由民主の方向に進むことを阻む。どうか、愛が恨みを溶かしますように。言論の自由を手に入れるためなら、どんな非難を受けても恨み事は言わない」というものだという。(翻訳・編集/NN)

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