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6日、大統領選挙の混乱をめぐり内戦再燃が懸念されているコートジボワールで、同国内に住む中国人のほとんどが食料を大量に買い込み、外出を控えているという。資料写真。
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2010年12月6日、新京報は、先月28日に行われた大統領選挙の決選投票をめぐる混乱から内戦再燃が懸念されているコートジボワールで、同国内に住む中国人のほとんどが食料を大量に買い込み、外出を控えていると報じた。情勢が悪化すれば中国大使館がチャーター機とチャーター船で同国から中国人らを避難させる可能性もあるという。
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記事によると、駐コートジボワール中国大使館は5日、同国内の中国系企業に、緊急事態に備えるよう促し、外出を控え、危険な地域に立ち入らないように注意した。少なくとも1カ月分の水、食料、燃料を備蓄することを勧めている。
コートジボワールでは、10月31日に大統領選挙が行われたが、現職のバグボ大統領と対抗するワタラ元首相がともに過半数を得られなかったため、決選投票として第2回選挙が11月28日に行われた。今月2日、選管はワタラ氏の当選を発表、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長もこの結果に異議をとなえなかったが、3日になって選挙結果を認定する権限をもつ憲法評議会がバグボ氏の当選を発表した。
4日、両氏が同時に大統領就任を宣言する異常事態となり、それぞれの支持者が各地をデモ行進、一部では衝突も起こっている。(翻訳・編集/津野尾)
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