衛星測位システム「北斗」高密度打ち上げの幕開く

人民網日本語版    2018年1月15日(月) 20時0分

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1月12日午前7時18分、中国は四川省にある西昌衛星発射センターにて、キャリアロケット「長征3号乙」と「遠征1号」上段ロケットにより、「1ロケット2衛星」方式で測位衛星「北斗」の第26基と第27基を打ち上げることに成功した。

1月12日午前7時18分、中国は四川省にある西昌衛星発射センターにて、キャリアロケット「長征3号乙」と「遠征1号」上段ロケットにより、「1ロケット2衛星」方式で測位衛星「北斗」の第26基と第27基を打ち上げることに成功した。両衛星は地球周回軌道を通る衛星で、中国の「北斗」3号プロジェクトにおけるグローバルネットワーク衛星の第3基、第4基でもある。

両衛星は軌道に入った後、測定とネットワーク接続テストが終われば、対外的にサービスを提供できるようになる、計画によると、「北斗」の衛星測位システムは2018年内に「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国にサービスを提供するようになる。今回の打ち上げは同システムの今年初の打ち上げであり、新しい年の「北斗」衛星の高密度打ち上げ計画の幕が開いたことを意味する。

今回打ち上げられた「北斗」、「長征3号乙」、「遠征1号」は、中国科学院微小衛星革新研究院と中国キャリアロケット技術研究院が責任者となって研究開発したもの。「長征」シリーズロケットにとっては262回目の飛行だった。(編集KS)

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