2010年11月30日までに、山東重工集団の関係者は、中通客車との買収交渉が順調に進展していることを明らかにした。買収が完了すれば、バス製造で業界3位の規模となる。中国の各メディアが伝えた。

この関係者によれば、現在は資産の評価作業などを進めている段階で、山東重工側は今回の買収のため少なくとも10億元あまりの現金を用意しているという。

09年のバスの販売台数は業界トップの金龍客車が4万6024台、2位の宇通客車が2万8186台だった。同集団は11月初めに江蘇省の亜星客車を買収すると発表したばかりで、全ての買収作業が完了すれば、新たに年間2万台のバス生産能力を備え業界3位に浮上すると見られる。（翻訳・編集/JX）