2010年11月29日、中国新疆ウイグル自治区アクス市内の小学校で、児童が体育の授業で教室から校庭に出る途中、階段で重なり合うように転倒し、100人近くがケガをして病院に運ばれるという騒ぎがあった。新華網が伝えた。

事故があったのは同市杭州大道のアクス第5小学校。体育の授業のため、大勢の児童が一斉に教室から校庭に出ようとしたところ、階段で前方の児童が転倒し、後ろの児童がそれに覆いかぶさるように次々と転倒。階段の手すりが曲がるほどの力となり、100人近くがケガを負い、病院に運ばれた。同校には1800人以上の児童が在籍していた。

児童が病院に運ばれたのは現地時間の午後3時ごろ。その後、同4時28分になり、1人が重体、6人が重傷であることが分かった。（翻訳・編集/NN）