<北朝鮮砲撃>事件直後の訪朝で分かる中国政府の真意、「平壌を非難する気はない」―香港紙

Record China    2010年11月26日(金) 11時57分

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24日、北朝鮮による韓国砲撃事件に対する中国政府の出方に注目が集まるなか、中国衛生部の陳竺部長が訪朝し、経済・貿易分野の協力協定に調印したことで、中国側の真意が露呈したと香港紙が報じた。写真は韓国・統一展望台の模型など。

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2010年11月24日、香港紙・明報は、北朝鮮による韓国砲撃事件に対する中国政府の出方に注目が集まるなか、中国衛生部の陳竺(チェン・ジュー)部長が訪朝し、経済・貿易分野の協力協定に調印したことで、中国側の真意が露呈したと報じた。

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記事は、砲撃事件に対する中国政府の反応について「相変わらず」とした上で、「平壌を責める気持ちは毛頭ないようだ」と指摘した。事件直後の24日、陳部長率いる代表団が平壌を訪問し、経済・貿易分野の協力協定に調印。陳部長が金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談したほか、朝鮮戦争で戦死した故毛沢東主席の息子、毛岸英氏を描いた中国のテレビドラマのDVDの贈呈式も行われ、金正日(キム・ジョンイル)総書記の代理として康能洙(カン・ヌンス)副首相が受け取った。

記事は中国の一連の行動について、今回の事件に対する中国側の真意の表れだと指摘。中国が北朝鮮に対して「横暴な行為に出た」と感じていれば、少なくとも今回の訪朝をおおっぴらに報道することは控えるはずで、韓国に配慮する気持ちがあれば、朝鮮半島で戦死した毛岸英氏のDVD贈呈式を華々しく行うことはしないはずだとしている。(翻訳・編集/NN)

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