2010年11月24日、中国のネット上で「食欲を抑える画像」が話題を呼んでいる。南京晨報が伝えた。

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中国のネットユーザーの間で話題となっているのは食欲を抑えるという2枚の画像。色とりどりのクラゲのような丸い物体が画面一面を覆っているものと、土色の背景に黒い物体が描かれた抽象的なものだ。特にホワイトカラーの女性に人気が高く、会社のパソコンに保存して毎日眺めている人が多い。

だが、その効果のほどは「5分でお腹が空かなくなった」「かえってお腹が空いてきた」などまちまち。「とりあえず副作用はないから」とお試し感覚の人が大半だが、中には周りの友人に薦めたり、携帯の待受け画像にしたりする熱狂的なファンもいるという。

これについて、南京市中西医結合委員消化器内科の劉万里（リウ・ワンリー）副教授は「食欲がなくなれば自然に痩せるわけではない。絵を眺めただけで痩せるという説も科学的ではない」と否定的な見方をしている。（翻訳・編集/NN）