2010年11月22日、開催中の広州アジア大会で卓球の福原愛選手が日本人女子選手としては44年ぶりの一大会3メダルを成し遂げた快挙について、中国でも「表彰式でのふるまいがかわいい」と話題になっている。東方体育日報が伝えた。

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「表彰台での愛ちゃんは輝くばかりの笑顔。長い髪をおろして、珍しく女らしさも見せている。広州で人々は気づいた。愛ちゃんは大人になったんだ…」報道にはそんな熱烈な文言が並ぶ。たとえ勝っても負けても、試合後には周囲の皆に笑顔で目礼し、時には母親がつくって持たせたおにぎりを皆におすそ分けしたりしているとのエピソードを紹介し、負けん気をむき出しにする自国の選手と比較して、愛ちゃんの人柄を紹介している。

19日、女子ダブルスの表彰式でのこと。式が終わってもぬけの殻となった表彰台に、こっそり現れたのは福原選手と、ペアの石川佳純選手。なんと2人は表彰台の真ん中、つまり金メダリストの位置に立ち、記念写真を撮るために戻ってきたのだった。満面の笑顔で写真を撮り終えると、手で口を抑え、笑いをこらえながら退場して行った。「いったい何人の中国人ファンがこの光景に萌えただろう？」と記事では綴っている。

なお、記事では福原選手の好みの異性のタイプについても伝えている。本人が以前、マスコミに語ったところによると、「父親が外国人とお話できないので、外国人と結婚するのは無理。まだ運命の人は現れていないが、背は高くなくともカッコイイ人がいい」とのことだ。(翻訳・編集/愛玉)