<北方領土>ロシアは領土を手放さない=日本に打つ手なしと分析―香港メディア

Record China    2010年11月21日(日) 13時19分

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2010年11月18日、香港・フェニックステレビの「時事直通車」は、北方領土問題で緊張の度合いを高める日ロ関係を取り上げた。コメンテーターの呂寧思氏はロシアが返還に応じることはないとの指摘した。北方領土問題の資料図。

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2010年11月18日、香港・フェニックステレビの「時事直通車」は、北方領土問題で緊張の度合いを高める日ロ関係を取り上げた。以下はその抄訳。

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フェニックステレビのコメンテーター・呂寧思(リュー・ニンスー)氏は、太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議における菅直人首相とメドヴェージェフ大統領の首脳会談が行われたが、日ロ関係の緊張は緩和されていないと分析した。

北方領土訪問などメドヴェージェフ大統領の強硬姿勢を単なる国内向けパフォーマンスと見るのは誤りだと呂氏は指摘。北方領土を占拠したスターリン時代から今に至るまで、ロシアの本意は「寸土の領土も手放さない」ことにあり、一時期、領土交渉に応じる姿勢を示していたことのほうが路線のぶれだったと見ている。

中国の台頭など国際情勢が変化した今、ロシアは日本との関係を考慮する必要がなくなったため、2島返還を含めて領土返還に応じることはないとの見通しを示した。(翻訳・編集/KT)

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