2010年11月18日、通信キャリア大手の中国聯通は18日、自社ブランドのスマートフォン「Uphone」を今年末に発売すると発表した。同社は、米アップル製「iPhone」の中国の独占代理店。「iPhone」がハイエンド市場向けのため、「Uphone」はミドルエンド以下の市場を狙う。中国と香港の複数のメディアが伝えた。

中国聯通幹部によると、「Uphone」は、同社がリナックスを使って開発した「まったく新しい」システムを搭載している。生産は華為技術、中興通訊、英華達の3社に委託した。

中国聯通は「iPhone」の販売にもかかわらず、今年第3四半期の3G（第3世代）携帯電話の新規契約件数がライバルの中国移動より38％も少なかった。「Uphone」の「U」は、同社の英語名「Unicom」から取った。（翻訳・編集/JX）