中国の80年代生まれは「オレオレ世代」、離婚率上昇の主因―米メディア

Record China    2010年11月21日(日) 14時4分

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18日、米メディアは中国の80年代生まれを「オレオレ世代」だとし、彼らが中国の離婚率を上げていると報じた。資料写真。

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2010年11月18日、中国で「80後」は1980年代に生まれた人を指す言葉だが、米国のメディアが彼らを「ジェネレーション・ミー(俺々世代)」だとし、性格や特徴、彼らを取り巻く社会環境を報じた。中国の離婚率を上げているのはこの世代だと指摘している。環球網が伝えた。

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米国公共ラジオ放送(NPR)が17日に伝えたところによれば、この世代は厳格な計画出産政策のもとで生まれ、急速な経済成長のなかで成長してきた一人っ子。昨今では「スピード婚」と「スピード離婚」の代表的存在となっており、北京市の統計では5年前と比べて倍増した30歳以下の離婚の大多数を一人っ子が占めているという。

結婚の理由は、親元を離れることができる上、一人暮らしをするよりも家賃が安上がりになるなど単純なものだが、精神的に抱える問題は多岐にわたり、結婚生活が長続きしないケースが多数を占める。多くは寛容さや妥協、理解といった結婚生活に不可欠な要素が欠落していることや、経済的な損得勘定にこだわりを見せる傾向が強いことのほか、離婚に対する社会的イメージが以前と比べてやわらいだことも、80後世代の離婚を加速させていると記事は指摘している。

専門家によると、中国の離婚件数増加は今後数年間にわたって続くと予想されている。(翻訳・編集/岡田)

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