2010年11月17日、中国移動の李躍総裁は香港で、同社のデータ通信事業が急速に伸びており、毎年50％の伸びを確保できるとの見通しを示した。中国電子商務中心が伝えた。

同社の事業のうち、データ通信事業の占める割合は30％に接近している。総裁は、同社の付加価値サービスで、携帯電話上でゲームなどのソフトウエアが購入できるMM（モバイル・マーケット）プラットホームを例に挙げ「過去1年に急速に伸びた。当社の新たなビジネスモデルの良い例だ」と述べた。

同社は、音声通信への依存度が高く、前年比の増収率が今後も1ケタ台の低成長になる見通しで、データ通信事業の開拓が急務となっている。MMプラットホームのほか、携帯電話を使った電子マネー・サービスの利用者は1000万、携帯電話を使って読む電子ブックサービスの利用者も3000万を超えたという。（翻訳・編集/JX）