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16日、中国のメディア関係者・陳冰氏は、12日に深セン衛星テレビに電話出演した際のやり取りを中国のブログサイトで紹介した。タイトルは「米国が日本の国連常任理事国入りを支持する真意とは?」。写真は上海万博米国館でスクリーンに映し出されたオバマ大統領。
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2010年11月16日、中国のメディア関係者・陳冰(チェン・ビン)氏は、12日に深セン衛星テレビに電話出演した際のやり取りを中国のブログサイト・新浪博客で紹介した。タイトルは「米国が日本の国連常任理事国入りを支持する真意とは?」。以下はその内容。
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司会者:アジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて来日するオバマ大統領が「日本の国連常任理事国入り」への支持を表明するはずだと予想されていましたが、それはなぜですか?米国の目的は?
陳冰:5年前の日米関係は今ほど密接ではありませんでした。ところが、今の米国は日米同盟を、中国をけん制するための道具として利用しています。9月の国連総会で演説した菅首相は常任理事国入りへの強い希望を再び示しました。これを受け、私はオバマ大統領が訪日した際は絶対に「支持」を表明すると踏んだのです。
米国はもちろん、一国だけで決められるとは思っていません。ですが、表明することで中国をけん制できると考えています。大統領はインドの常任理事国入りに対する支持を表明した際、「米印は世界最大規模の民主国家」「21世紀で最も重要な関係」と言いました。ホワイトハウスもインド海軍と空軍に「国境を越えた活動をしよう」と誘っています。
こうして、だんだんと中国を抑え込もうとする意図が露わになってきました。米国がインドへの支持を表明したのも実は外交上のパフォーマンスに過ぎないのです。それは米国がインドを戦略的パートナーと位置づけ、中国を競争相手だと見ていることを意味しています。(翻訳・編集/NN)
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