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中国は今まさに富豪の春秋戦国時代!続々誕生する億万長者―韓国紙

配信日時:2014年11月10日(月) 7時30分
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7日、アリババの創業者ジャック・マー氏などの登場により、中国の富豪ランキングは春秋戦国時代に突入した。写真は上海。
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2014年11月7日、韓国紙・中央日報によると、中国富豪ランキングで有名な胡潤(フージワーフ)研究院の創設者ルパート・フージワーフ氏は「アリババの創業者ジャック・マー(馬雲)氏などの登場によって、中国の富豪ランキングは春秋戦国時代に突入した」と指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。

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約150年前、米国にある人物が登場した。米金融歴史家ジョン・スティール・ゴードン氏が「その男の登場以降、米国の資本主義に質的な変化が生じた」と評したその男とは、「鉄道王」と呼ばれたコーネリアス・ヴァンダービルトである。

ゴードン氏は、「1860年代の鉄道は現在のITと同じである」と語り、当時旧資本の代表であった大地主や大商人と比較して、「ヴァンダービルトは新資本の代表だった」と指摘している。

米国の資本主義は、ヴァンダービルトの登場と共に産業革命を経て、ヴァンダービルトは「創業者時代の父」となった。その後、鉄鋼業界のアンドリュー・カーネギーや石油業界のジョン・ロックフェラーなどの大資本家が登場し、続いてビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなどのIT創業者が現れた。

米国のこうした歴史的背景の下、中国にも1人の人物が登場した。フージワーフ氏が「中国のヴァンダービルト」と称するアリババのジャック・マー氏だ。中国のこれまでの富豪は不動産に依存しており、大部分が国有企業と関わりがあった。真の起業家は存在しなかったといえる。マー氏の成功は中国に国営企業や不動産関係者以外の富豪の出現をもたらし、マー氏は中国の若者の英雄となった。

では、マー氏の登場は中国経済に変化を与えたのだろうか?フージワーフ氏は「近年、中国のIT業界は第2のピークを迎えている。最初のピークはポータルサイトが中心だったが、現在はアリババを代表とするEコマースと携帯電話関連会社が主となっている」と指摘した。

アリババがニューヨーク証券取引所に上場したことによって、マー氏の資産は286億ドル(約3兆2770億円)に達し、世界の富豪ランキングで20位、中国ではトップとなった。今後もマー氏が中国富豪ランキングのトップを維持するのかどうかについて、フージワーフ氏は「米国では過去20年、一貫してビル・ゲイツがトップを維持してきた。それとは対照的に、胡潤の中国富豪ランキングではこの16年間、トップは常に入れ替わってきた。中国は今まさに億万長者の春秋戦国時代に入ったと言える」と予測した。(翻訳・編集/HA)

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