<広州アジア大会>「中国の観衆は日本選手も応援」=中国側が友好強調―英メディア

Record China    2010年11月11日(木) 13時35分

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10日、広州アジア大会の開幕を直前に控え、中国体育当局の幹部が日中間の緊張をほぐそうと日本側に友好をアピールしていると英メディアが報じた。写真は8日、男子サッカー日中戦会場の警備員。

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2010年11月10日、英BBC放送の中国語版ウェブサイトは、広州アジア大会の開幕を直前に控え、中国体育当局の幹部が日中間の緊張をほぐそうと日本側に友好をアピールしていると報じた。

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記事によれば、中国代表団の副団長で国家体育総局の副局長でもある肖天(シャオ・ティエン)氏は「日本の選手たちは気持ち良く、リラックスして競技することができる。中国の観衆は日本の選手も応援する」と述べた。尖閣諸島沖での衝突事件から続く日中の緊張関係を受け、日本選手へのブーイングやヤジに対する懸念について回答したもの。

その具体例として、8日の男子サッカー日本対中国戦では事前に両国のサポーターが接触しないよう離れた席を用意したり、大量の武装警察を動員したりするなどの措置が取られ、試合中も不愉快なトラブルはなかったことを挙げた。今後の日中戦についても、広州市の許瑞生(シュー・ルイション)副市長が、「各競技の状況を見て」万全な安全保障対策をとっていく、と話した。

肖氏は「領土や政治問題で国と国とがもめるのは正常なことだと思う。だが、スポーツの場で語る問題ではない」とした上で、8日のサッカー日中戦で広州サポーターの観戦態度に問題がなかったことを挙げ、「中国人の観戦マナーが向上した証拠。中国人の競技の勝ち負けに対する考え方は30年前とは違う。今後の試合も問題ないはずだ」と強調した。

一方、8日のサッカー日中戦の後、インターネット上でサポーターを罵倒した中国選手については、「内容を見ていないが、負けた後で気分が落ち込んでいただけだろう」と擁護した。(翻訳・編集/NN)

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