拡大
10日、台湾の人気女優バービィー・スーが中国の大手レストランチェーンの御曹司と婚約したことを受け、香港紙は「中台の経済協力枠組み協定がキューピットになった」と報じた。写真はバービィー・スー。
(1 / 4 枚)
2010年11月10日、台湾の人気女優バービィー・スー(徐熙媛)が中国の大手レストランチェーンの御曹司と婚約したことを受け、香港紙・大公報は「中台の経済協力枠組み協定(ECFA)がキューピットになった」と報じた。中国新聞社が伝えた。
【その他の写真】
中台の民間交流は1980年代後半に40年ぶりに再開された。これにより、大勢の台湾市民が中国を訪れたが、その中には「嫁探し」を目的とした人も少なくなかった。1949年、国共内戦に敗れた国民党軍とともに台湾に渡った兵士たちは全員結婚が禁じられており、それが許されたのは1956年になってからだった。
だが、収入が少ないことや年齢が高すぎるなどの理由で地元台湾の女性と結婚できない兵士も続出。彼らはそこで、当時はまだ経済が発展していなかった中国の女性を「嫁にもらう」ことを考えた。中国の女性も「金持ち」の台湾男性と結婚できるなら相手の年齢など気にしない。中国と台湾のカップルといえば、大半がこのようなパターンだった。
ところが、中国は改革開放の30年で目覚ましい発展を遂げ、富豪や中産階級も誕生。才色兼備の台湾女性が中国の実業家男性に嫁ぐパターンも急激に増えてきた。馬英九(マー・インジウ)政権誕生後の「三通」(通商、通航、通郵)の実現で中台が「1日生活圏」になったことや中国の有名大学で勉強する台湾出身者が増えたことも後押ししているとみられる。(翻訳・編集/NN)
Record China
2010/10/30
Record China
2010/10/29
Record China
2010/10/30
Record China
2010/11/8
Record China
2010/11/4