改革開放後30年間の資本流入額、1兆4千億ドル超に―中国

Record China    2010年11月11日(木) 10時17分

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6日、中国が開放されてから2010年9月までの30年と少しの間に、外資の直接投資額が1兆600億ドル、貸付利用額は3400億ドルに達したことがわかった。写真は09年に72億5000万元の純利益を出した中国アルミ。

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2010年11月6日、中国国家発展改革委員会の張暁強(ジャン・シャオチアン)副主任は、中国が開放されてから2010年9月までの30年と少しの間に、外資の直接投資額が1兆600億ドル、貸付利用額は3400億ドルに達したと発表した。7日付で東方早報が伝えた。

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記事によると、張副主任はまた、世界的な金融危機の影響を受けて09年、世界における海外投資額は40%近く減少したが、中国では前年の水準を維持、世界第2位の投資目的国になったと指摘した。

同副主任はさらに、21世紀になって中国の対外開放戦略も、「外資吸収」から「外資吸収と海外進出」へと転換しつつあると述べて、中国経済が成熟過程に入っていることを強調した。吸収した外資は今後、中国国内の産業構造を改革し、自主開発技術を高め地域間格差を解消するなど積極的に利用していく必要があるとも指摘。海外進出でも引き続き市場重視と自主決定の原則を守りながら、エネルギー、資源、ハイテクなどの分野の企業の国際競争力を強化していくとの方向性を示した。(翻訳・編集/津野尾)

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