中国の貿易企業、不安定な海外市場から国内市場へとシフト―中国

Record China    2010年11月10日(水) 21時13分

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7日、これまで不安定な海外市場に頼っていた中国の貿易企業の多くが、新たな取引相手として、徐々に中国国内の市場にも目を向けるようになってきている。写真は広州交易会会場。昔懐かしいデザインの魔法瓶の魅力が見直され、出品されていた。

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2010年11月7日、新華網によると、第108回秋季広州交易会が開催されているが、ここに出展する中国の貿易企業の多くは、海外市場のみに依存する経営モデルから国内市場開拓への転換を図っており、金融危機の打撃からの脱却を着々と進めている。

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出展企業は今年の傾向として、いずれも取引数が増加傾向にあり、徐々に景気が回復してきているとしながらも、「先行きは依然として不透明」としている。その理由として特に原料価格の高騰や人民元の為替変動、また輸出先の各国が保護貿易姿勢を強めていることを挙げている。

しかし、不安定な海外市場に頼っていた中国の企業が、新たな取引相手として徐々に中国国内の市場にも目を向けるようになってきている。海外への輸出と国内市場への参入、2本立ての経営でリスクを避け、さらなる成長を目指す動きが顕著。陳徳銘(チェン・ダーミン)中国商業部長は、「第12次五カ年計画(2011〜15年)期間中での貿易構造転換に大きく期待する。やがて日本を越え世界第2となる国内市場の拡大と両立させられれば」と同交易会上で語った。

出展企業のひとつである某ガラス製品メーカーの経営者は「対外貿易を行ってきた企業が国内市場を開拓する際、従来の経営方法をそのまま流用してもそれは通用しない」と語り、内需ターゲットへの転換の難しさを指摘した。国内市場で成功するには「市場を創造する」意識が重要で、自社ブランドの確立、販路開拓、設計上の改善や国内向けの製品仕様変更などを心がけなければならないという。また、国内市場独特の暗黙のルールに適応し、いまだ政府による整備が進んでいない知的財産権の問題や、コピー製品氾濫の現状にも対応しなければならない。(翻訳・編集/岡田)

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