日中のヘッドコーチで金メダルを狙う、中国シンクロ―北京市

Record China    2006年12月29日(金) 11時49分

拡大

2006年12月28日、北京市に滞在中の井村雅代氏は、中国シンクロ代表チームの練習に参加した。中国代表チームでは、井村氏とドーハ・アジア大会で代表をまとめた王氏の2人体制で指導を行うことを決めている。

(1 / 7 枚)

2006年12月28日、中国シンクロ代表のヘッドコーチ就任のため北京市に滞在中の井村雅代氏は、代表チームの練習に参加した。井村氏は、25日から1週間ほど北京市に滞在する予定で、その間はチーム練習や契約交渉などシンクロに関することに専念するとのこと。

その他の写真

中国代表チームのスタッフによると、井村氏の中国代表ヘッドコーチとしての活動は、中国に常駐するのではなく独自のスタイルになるという。今回も1週間の滞在後、フランスへ渡り、現地でシンクロの指導にあたる。井村氏は、中国だけでなく各地で積極的に活動し、シンクロ界全体の活性化に貢献する意向だ。そのため、井村氏が中国不在の間に中国代表チームを指導

するのは、12月のドーハ・アジア大会で代表をまとめた王潔(ワンリエン)氏。中国代表チームは、北京オリンピックでの金メダル獲得を目指し、全体の指導方針を決め、集中的な技術指導を行う井村氏とチーム管理や日常的な指導を行う王氏の2人体制で行うことになる。

王氏は、「井村氏のヘッドコーチ就任によって中国シンクロ代表チームは、2年後の北京オリンピックでの活躍が期待される」と話す。井村氏は、1984年ロサンゼルス大会以来、5大会連続で日本代表チームのメダル獲得に貢献し、シンクロ界の指導者としての地位を確立した。しかし、いずれの大会も金メダルを逃しており、井村氏にとっても金メダル獲得は悲願といえよう。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携