2010年10月末に期待されていた菅直人首相と中国の温家宝首相による日中首脳会談。10月28〜30日、ベトナム・ハノイで開催された中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）関連首脳会議に際し、尖閣問題で冷え込んだ両国関係が修復に向かうとみられていたが、最終的には実現に至らなかった。レコードチャイナ編集部ではこの「ハノイ日中首脳会談」についてアンケートを実施した。

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以下5つの質問を投げかけ、10月14日〜11月3日の期間に1354人の回答を得た。集計結果は以下の通り。

■2010年10月末のハノイでの日中首脳会談で関係修復できるか？

できる―4．5％

できない―77．4％

微妙―18．1％

■首脳会談実現で日中関係は本格的に回復する？

回復する―9．4％

回復しない―86．0％

政府間は回復するが民間交流はまだ厳しい―11．7％

■今後の日中関係は？

悪化が続く―75．7％

改善する―5．4％

経熱政冷―19．0％

■日中間で早急に解決すべき問題は？

靖国問題―3．0％

領土問題―66．2％

歴史問題―30．7％

■日中関係修復を望みますか？

はい―34．3％

いいえ―65．7％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。10年11月現在、日中首脳会談の実現時期について投票を受け付け中。（Record China）