政治体制改革に対する国民の態度=急進的な改革を避けるべきとの声が圧倒的―中国紙

Record China    2010年11月3日(水) 9時16分

拡大

1日、環球時報は記事「中国民衆はいかに政治改革を見ているのか」を掲載した。アンケート調査の結果、急進的な政治改革を避けるべきとの意見が大勢を占めたという。写真は2010年3月、全国人民代表大会。

(1 / 4 枚)

2010年11月1日、環球時報は記事「中国民衆はいかに政治改革を見ているのか」を掲載した。

その他の写真

政治体制改革に関する話題が次第に熱を帯びつつある。環球世論情勢調査センターは、先日、中国7都市を対象にアンケートを実施した。78%が「政治改革は当然」と回答。一方で、「欧米式の民主政治体制を推進するべき」との回答は15.5%にとどまった。「中国独自の発展の道を摸索するべき」との回答が53%。「中国の特色ある民主政治を建設するべき」との回答が57%に達した。

また、「政治体制改革で注意すべき問題」という設問では、「中国の基本的国体の下で改革推進を堅持するべきであり、完全な欧米化を避けるべき」との解答が70%。「社会の安定を最優先するべき」との解答が69%に達した。

スイスのジュネーブ外交・国際関係学院の張維(ジャン・ウェイ)教授は31日、政治改革は「実事求是」(事実に基づいて真実を求める、実際に応じた現実路線)を取るべきであり、「政治ロマン主義」に陥ってはならないと主張した。過去30年間の経済改革の成功経験は「漸進的であり、試験と蓄積を重んじる」ものであったが、政治体制改革においても同じ方法を採用するべきと提言した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携