上海電気、印リライアンスから発電設備8千億円を受注―英メディア

Record China    2010年11月2日(火) 14時4分

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10月29日、中国の重機メーカー、上海電気はインドのリライアンス・パワーから発電設備を受注した。写真は上海電気。

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2010年10月29日、中国の重機メーカー、上海電気集団はインドのリライアンス・パワーから発電設備を受注した。英紙フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトが伝えた。

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リライアンスによると、上海電気が向こう3年間で3万メガワット相当の発電設備を納入する。受注額は約100億ドル(約8000億円)。受注したのは1基あたり660メガワットの超臨界圧石炭焚き火力発電ユニットを42基で、うち6基はすでに納入済み。中国輸出入銀行ほか数行の商業銀行が融資を行う。上海電気は上海市最大の電力企業。

10月28日に上海で行われた調印式で、リライアンスADAのアーニー・アンバーニ理事長は「電力業界史上においてもインド・中国間においても、史上最大の取引となった」と述べた。

だが、インドの電力設備業界は価格を低く抑える中国人に不満を感じており、中国製設備に貿易障壁を設けるよう政府に要求している。これが中印貿易の緊張関係を悪化させる可能性は高い。インド当局も中国のエンジニアや作業員にビザを発給しないなどの措置をとることも考えられる。インド政府はこうした声に反し、大型電力設備に輸入税を課さないことを発表している。(翻訳・編集/NN)

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