<レコチャ広場>せっかちな香港人には耐えられない場所、それは海外のスーパーマーケット―香港

Record China    2010年11月1日(月) 8時57分

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29日、香港の映画監督でコラムニストの劉偉恒氏は「安楽茶飯(安らぐ食事)」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は忙しい日常生活を送る香港人。

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2010年10月29日、香港の映画監督でコラムニストの劉偉恒(リウ・ウェイホン)氏は「安楽茶飯(安らぐ食事)」と題した記事を中国のブログサイト・新浪博客に発表した。以下はその概要。

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比類なく「せっかち」である香港人が海外へ移住すると、そこでの暮らしのリズムに戸惑うことが多い。スーパーマーケットに行けば、レジ係はまず客の老婦人とゆっくりあいさつを交わす。そしてゆっくりと商品をカゴから出してレジに通し、これまたゆっくりと商品を買い物袋に入れてあげる。次に老婦人は受け取ったレシートをその場でじっくり眺め、持ってきたクーポンどおりに値引きされているか確認。そしてようやくバッグから小切手を出すと、老眼鏡をかけて1字ずつ丁寧に金額を記入してから、レジ係に渡す。

たった1人の客にたっぷり10分かかった対応。このレジに並んだ列最後尾の香港人はこの悠長なやりとりに我慢できず、怒りをあらわにする。ただ他の客はまったく気にならないようで、談笑に花が咲いている。香港人にはきっと理解できないだろう。彼らにとって買い物はレジャーと同じなのだ。従業員が常に戦闘状態のように動き回り、大声で怒鳴りあう香港のレストランでは客は落ち着かず、ゆっくり食事を楽しむこともできない。私はくつろいだ食事がしたいのだ。でも香港ではそれは無理なことかもしれない。(翻訳・編集/本郷)

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