中国の監視船増強計画に米メディアが「侵略性の強い行動」と批判―中国紙

Record China    2010年10月30日(土) 16時43分

拡大

29日、中国紙は、中国国家海洋局が数年以内に海洋監視船36隻を増強する計画を発表したことに対し、米メディアが「侵略性の強い行動」と名指しで非難したと報じた。写真は09年5月、福建省で行われた初の中国陸海空軍による合同巡視活動。

(1 / 4 枚)

2010年10月29日、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、中国国家海洋局が数年以内に海洋監視船36隻を増強する計画を発表したことに対し、米メディアが「侵略性の強い行動」と名指しで非難したと報じた。

その他の写真

中国国家海洋局は「海洋権益の保護」のための巡視活動を強化するため、数年以内に海洋監視船36隻を増強する計画があることを発表した。記事はこれを「我が国の正常な権益保護活動」だとした上で、米メディアが「地域の緊張状態を顧みない自分勝手な行動」と誤った批判をした、と報じた。

記事によると、28日付米公共ラジオ(NPR)は、中国の「侵略性の強い行動」がアジアの隣国の心配を引き起こした、南シナ海のシーレーン(海上交通路)を危険な状態に置くことになる、と報道。「ひとたびこの危険が強まれば、米国は日本を含む同盟国を支持することになる」と強調した。

これに対し、記事は「中国とアジア周辺国との仲を故意に引き裂こうとしている。中国とこれらの国との領土問題に火をつけようとするものだ」と強く反論している。(翻訳・編集/NN)



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携