<上海万博>日中関係も民間ではアツかった!日本産業館でファイナルイベント開催

Record China    2010年10月29日(金) 20時8分

拡大

24日、今月末に控えた上海万博の閉幕を前に、日本産業館で万博を締めくくるファイナルイベントの1つが開催された。

(1 / 5 枚)

2010年10月24日、今月末に控えた上海万博の閉幕を前に、日本産業館で万博を締めくくるファイナルイベントの1つが開催された。

その他の写真

日本の伝統芸能と最先端クラブ・シーンが融合したライブ。三味線の吉田兄弟と人気DJのDAISHI DANCEが今の日本の魅力をアピールした。ライブ開催中は通路にも人があふれ、通行するスペースがなくなり保安員達が急きょ駆け付けるほどの大盛況で、ラストには会場全体からアンコールが湧き起こった。

吉林省から来た李旭(リー・シュー)さん(23)は、「伝統とモダンが絶妙に融合された素晴らしいライブに感動しました。日本の文化に対する尊敬の念が生まれました」と詠嘆。

出演者のDAISHI DANCEは、「会場は9割以上が中国の方でしたが、野外フェスのように盛り上がり、日本でのライブと同じように最初から最後まで熱心に聴いていただき楽しく演奏できました」とコメント。日本で取りざたされている反日デモについても、ごく一部の人々によるものだと肌で感じたようで、「現地に来ればいい方ばかりなので、今週末の万博最終ステージも安心して演奏しに来たいと思います」と語った。

続く26日はギターデュオDEPAPEPEと二胡奏者チェンミンの日中コラボレーション。DEPAPEPEの演奏に合わせて会場の中国人観客が皆で「ラララ」の大合唱をするなど、一体感のある空間を作り出していた。

これらのイベントをプロデュースしたのは、郵便局などのBGMを制作する日本郵政の音楽チーム。担当者は、「お客様がとても幸せそうな表情で楽しんでおられたのが印象的でした。中国ではCDが売れないと聞いていましたが、ライブ終了後は『彼らのCDはどこで買えるのか』『次回はいつ中国で公演してくれるのか』などのお問い合わせを多数いただき、反響の大きさに驚いています。アニメやファッションと比べると、海外でのインパクトが若干弱い音楽ですが、その魅力をこれほど多くの方々に感じていただくことができて嬉しく思います」と語った。

吉田兄弟とDAISHI DANCEのイベントは、大好評に応える形で万博最終日の31日に再演され、半年に渡った世界の一大イベントを盛大に締めくくる。(編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携