韓国への中国人観光客、最多はOL=買い物目的が大多数―韓国メディア

Record China    2010年10月29日(金) 18時19分

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26日、韓国を訪れる中国人観光客が急速に増えている。最も多いのはOL。ショッピングを目的とした人が多数を占めるという。写真は韓国・ソウル。

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2010年10月26日、韓国の朝鮮日報によると、韓国を訪れる中国人観光客が急速に増えている。最も多いのはOL。ショッピングを目的とした人が多数を占めるという。

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2008年に世界的金融危機が発生して以来、大多数の国で海外旅行の支出が大幅に減少したが、中国だけは21%増加するなど、経済成長につれて急成長を見せている。国連の世界観光機関(UNWTO)によると、2009年にはドイツ、アメリカ、イギリスと並んで中国が海外旅行での最高支出額を担う一角となっている。

そうした中、隣国の韓国も8月からビザの発給基準を下げるなど、中国人観光客の呼び込みに力を入れている。中国のデビットカード・銀聯カード(ユニオン・ペイ)を導入する百貨店やショッピングセンターなどが増えていることもあって、中国人観光客が増加している。韓国政府によると、今年上半期に同国を訪れた観光客は75万5000人。これを2010年までに300万人に引き上げるのが目標だ。

韓国観光公社の昨年の調べによると、韓国を訪れる中国人観光客の中心的存在となっているのは若いOL層。全観光客のうち60%が女性、56%が20〜30歳代で、職業別では会社員が34%。訪韓の目的として最も多いのは「ショッピング」(63.7%)。人気商品は化粧品(74.4%)、韓医学の薬材(40.7%)、服飾品(29.3%)。平均9日の滞在で1万1285元(約13万7500円)を消費し、うちショッピングに費やされるのは6656元(約8万1000円)で、全消費額の6割にも上る。(翻訳・編集/岡田)

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