<続報>行方不明の中国本土ツアー客らを捜索、遺体の一部を発見―台湾

Record China    2010年10月26日(火) 19時40分

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25日、台湾東部の海岸道路で発生したがけ崩れに中国本土観光客など25人が巻き込まれた可能性が高まっている。この日の捜索では遺体の一部も発見された。写真は台湾から無事北京に戻ったツアー客。台風による豪雨で立ち往生した観光バスに一時閉じ込められた。

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2010年10月25日、台風13号の影響で台湾東部の海岸道路にがけ崩れが発生し、中国本土からの観光客ら20人を含む25人が行方不明になってから4日。この日、現地で陸海空軍による大規模な捜索が行われた結果、遺体の一部が発見された。中国新聞網が伝えた。

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がけ崩れは台風13号の影響で台湾が記録的な豪雨に見舞われた21日、花蓮県の「蘇花公路」と呼ばれる海岸道路で発生。広東からのツアー客を乗せた観光バスと北京からのツアー客を乗せた観光バスの2台が行方不明となっていることから、巻き込まれた可能性が高いとみられている。北京からのツアー客は全員逃げて無事だったが、添乗員と運転手は行方不明。

捜索隊は午前10時20分(現地時間、以下同じ)ごろ、北京のツアー客が乗っていた観光バスががけ崩れに巻き込まれたとみられる場所で人の腕や足などを発見。午後2時ごろには損傷の激しい胴体も見つかった。この場所からは、行方不明となっている北京から同行した添乗員のリュックサックとパスポートも発見された。

一方、広東のツアー客に関する手掛かりは何もつかめなかった。専門家はバスごと海に投げ出された可能性もあると指摘している。(翻訳・編集/NN)



   

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