<独占取材>密着!現金輸送車強盗殺人事件、逮捕劇の一部始終(2)—福建省プー田市

Record China    2006年12月26日(火) 13時18分

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福建省プー田(ティエン)市で発生した、現金輸送車強盗殺人事件の解決に向け、公安局では緊急捜査本部を設置した。泉州市公安局へも協力を要請し、徹底的な捜査が開始された。

2006年12月23日、福建省プー田(ティエン)市で現金輸送車強盗殺人事件が発生した。公安局では特別捜査チームを編成し、拳銃と現金を持って逃走中の鄭洪斌(ジョンホンビン)容疑者の捜索を開始。同時に市民へは、不審な人物を見かけたらすぐに通報するよう呼びかけを行った。

午後6時ごろ、容疑者と思われる人物に関わったという男性から、有力な情報が寄せられた。男性はバイクタクシーの運転手で、犯行現場近くを通りかかったところ、銃を持った男性に行く手を阻まれた。バイクを停めると、銃を突きつけられ「バイクへ乗せろ、泉州市へ連れて行け」と脅され、やむなく泉州市まで乗せていったという。

この情報により、捜査の対象は泉州市に絞られた。公安局では、容疑者が銃を所持していることから迅速な対応が必要と判断、緊急捜査本部を設置して第一線の捜査員を集め捜査方針を討議した。さらに泉州市公安局へも協力を要請し、鄭容疑者の親類関係や交友関係を徹底的に調べることとなった。

今回の事件で殺された運転手の林さんは、鄭容疑者と出身地が同じで、2人は古くからの友人だったという。警備員仲間だけでなく、友人でさえも簡単に殺していることから、一般市民に危害を加える恐れが懸念されている。

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