次期国家主席・習近平氏は「軍の業務に精通」―香港メディア

Record China    2010年10月19日(火) 20時2分

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18日、中国共産党の第17期中央委員会第5回全体会議(5中全会)で党中央軍事委員会副主席に選出され、「ポスト胡錦濤」の地位を固めた習近平国家副主席について、香港フェニックステレビの解説員が解説した。写真は中国人民解放軍の海軍陸戦隊。

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2010年10月18日、中国共産党の第17期中央委員会第5回全体会議(5中全会)で党中央軍事委員会副主席に選出され、「ポスト胡錦濤」の地位を固めた習近平(シー・ジンピン)国家副主席について、香港フェニックステレビの何亮亮(ホー・リアンリアン)解説員が解説した。

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何氏によると、5中全会で習副主席が党中央軍事委副主席に選出されるという噂は、かなり前から海外でも流れており、誰もが予想していたことだった。現行の中国共産党政治局常務委員の中では唯一、軍歴を持つ習副主席は軍に幅広い人脈があると言われているが、軍との付き合いはそもそも大学卒業直後から始まっている。大卒後、当時の耿ヒョウ(グン・ビャオ)中央軍委秘書長の秘書を3年務め、その間に軍への理解を深めた。

その後は長く、地方の指導者としてキャリアを積んだ。近年は国家副主席として、そして政治局常委として、軍事関連の業務に数多く携わっている。例えば、国家副主席として外国の防衛相や軍の指導者と何度も会見しているが、これも習副主席を徐々に中央軍事委の業務に慣れさせるための準備だったとみられる。

今回、習副主席が党中央軍事委副主席に選出されたということは、中国の法律に照らせば、来年の全国人民代表大会(全人代)で国家中央軍事委員会の副主席に選出されるはずだ。そして、その後は党中央軍事委主席と国家中央軍事委主席に選出されることになるが、恐らくそれは2〜3年後になるとみられる。(翻訳・編集/NN)

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