神秘の謎に迫る、ミイラ研究始まる(2)―新彊ウイグル族自治区トルファン

Record China    2006年12月25日(月) 12時21分

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1980年代以降、ミイラなどの発掘により、次第に当時の様子が明らかに。砂漠に埋もれた古代都市、遺跡の本格調査はまだまだ続く。

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シャーマンのミイラは、新疆ウイグル族自治区で1980年代に古墳群から発見された遺跡のひとつにすぎない。考古学者によると、ミイラ以外にこの場所で発掘されたのは2万3000個。いずれもおよそ3000年前、青銅時代(紀元前4世紀―紀元前1世紀)から唐の時代(618年―907年)までのものといわれる。

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新疆文物局考古学研究所は、2003年3月から遺跡の発掘作業を始めた。その活動の中で大量のミイラやさまざまな時代の石器、骨で作られたもの、青銅器、鉄製、木製の容器、布や繊維の編み物などを発掘。貴重な文献の発見となったが、まだ未知なる考古品が潜んでいるといわれ、世界の考古学界に大きな波紋を呼んだ。

2006年7月、これらの古墳は重要文化財として中国国務院が認定。今回、北京大学が「炭素年代測定法」というやり方でミイラを調査し、このシャーマンは約3000年前のものだと鑑定された。身につけている帽子や靴、服はすべてヒツジの革。

また、棺の中に入っていたものは、薬を作るためと思われる大麻や弓矢、皮でできた水入れボトルのようなもの、摩擦によって火を起こす道具などさまざまで、一緒に数100体のミイラが発掘された。それらは膝を折りたたまれ、日本でいう「体育座り」の状態で2層に折り重なって埋まっていたという。さらに、彼らの近くには馬が埋まっていたことから、この数100人はおそらく遊牧民で、彼らと一緒に旅をしてきた馬も一緒に埋葬されたという解釈が有力となっている

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