万里の長城、激増する観光客による「倒壊」の日は近い?―米誌

Record China    2010年10月11日(月) 3時3分

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7日、米誌は、「激増する観光客により万里の長城が倒壊の危機」と題した記事を掲載した。写真は観光客が押し寄せる八達嶺の長城。

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2010年10月7日、米誌ディスカバー・マガジンは、「激増する観光客により万里の長城が倒壊の危機」と題した記事を掲載した。9日付で環球時報が伝えた。

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記事によると、世界遺産の八達嶺・万里の長城で人々がお祭り騒ぎをした後は、酒の空き瓶、ビールの空き缶、食品の包装ゴミなどがうずたかく積まれるのは当たり前。先日も、中秋節(中国三大節句の1つ)を祝って催しが行われたが、コロンビアから訪れたある観光客は、そのゴミが散乱した光景に、ひどく落ち込んだという。

観光客らは、世界遺産である長城をどう保護するか、そんな意識など毛頭もない。「観光客は長城の上で好き放題、キャンプする客も、山のような生活ゴミをそのままにして帰っていく」と語るのは山海関長城の元管理員で、現在は清華大学で教える王学農(ワン・シュエノン)氏だ。八達嶺では、急増する観光客によって土産店やスナックなどを売る屋台が所狭しと立ち並ぶようになり、駐車場も常に満車、景観を台無しにしている。

さらに、長城下部の基礎部分に工場やさまざまな施設が建てられ、オフロードバイクの障害物レース、ロケや撮影などが行われており、ゴミの問題以前に、長城そのものが修復不能な損傷を受けている、と記事は指摘した。「長城の石やレンガを盗んで、それで家を建てた付近の住民もいる」と先の王氏は語る。英国地質学者のウィリアム・リンゼイ氏によれば、長城の4分の1は既に永久に消滅した。その残りも歴史から姿を消す日は近いのだろうか。(翻訳・編集/津野尾)

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