危険な現場仕事の労働力は出稼ぎ農民―貴州省貴陽市

Record China    2006年12月24日(日) 6時1分

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貴州省貴陽市の工事現場で働く作業員。高所で作業を行うときも安全対策は行われておらず、常に命の危険がつきまとう。ハイリスク、ローリターンの仕事を請け負うのは、彼のような出稼ぎ農民がほとんどだ。

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2006年12月21日、貴州(きしゅう)省貴陽(きよう)市の金陽(ジンヤン)工事現場では、農村部からやって来た作業員が高所で危険な作業をおこなっている。作業は安全対策のまったくない環境で進められており、事故などの危険性が心配される。炭鉱などのハイリスク業界で働く従業員、特に農村部から出稼ぎに来た臨時作業員たちは、こうした安全対策が実施されていない現場で働く機会がほとんど。

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調査によると、炭鉱を含む4種類のハイリスク業界で働く作業員のうち、農村からの臨時就労者は56%。また、全国の建設現場で働く3000万人以上の作業員の約80%が農村部出身者。

中国全体で毎日300人以上の労災死亡があり大きな社会問題になっている。

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